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12. 雨が降る/#1 [詩/『半月と硝子のブイ』]

 
『歴史の雨が降る』


逃げる人 追う人

向かう人 待つ人

笑う人 泣く人

かくて
この空の下
繰り返されし
我らの営み


怒る人 唄う人

叫ぶ人 黙る人

生きる人 死ぬ人

今日も空から
操り糸が
歴史の雨が
降っている







あ、一応早めに戻ってきました。
今は時間は有るのに、激しい痛みから何に対してもユックリ向かえないこのモドカシサよ。
けれども今朝からシトシト降り続く雨の音を聴いていたらば、昔書いた詩に、雨にリンクする作品が2つあったのを思い出したんだ。
静かな雨は遠い彼方の記憶を呼び起こす。
#1と#2に分けて載せようと思う。
当時#1の方は、ペン画に彩色して印刷し、他の絵葉書と一緒に販売。ほんの少し小遣いの足しに成ったんだ。
真っ先にコレを褒めて買ってくれたMは今はどうしてるかな... 

絵や写真もこのブログに載せたいんだけど、何せ未だやり方がワカラナイのだ。
こんな奴も居るのだ。
とりあえず「コレでいいのだ」。
いつかMr.Kがここへ来た時に教えを乞うしかないな。

  
 (只今室内に流れるミュージック/Joe Henry "Struck")
夜の歩道橋.jpg

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