29. 鶏,シンプル,悪あがきetc. [日々雑感『本日もまた混沌と』]
今夜は、いつもより時間が無いのでサラッと済ませなければと思ってはいるが...
マダムギター長見順さんのブログ『みおろすだぁけ』の様に「5行ほど日記」ではないけれど、1センテンスって云うのかな?(違うかな?)1句点までの文章で、只今脳裏に浮かぶ幾つかを羅列してみたいと思う。
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「メールって難しいね」ーこの台詞を、最近2人の人がしみじみ言うのを聴いたし、ワタシもつくづくそう思ったけれど、思えば自分の携帯電話の歴史は極浅いのに、もう既にすっかり必需品と成っているなぁ〜と呆れるし、あんなに持たずに暮らしていて不自由でない時代が確かにあったのになぁ〜と懐かしいし、もとい我もまた猿のオナニーの如く習慣の動物であり...改めて客観。
ここ一ヶ月半、脚の座骨神経痛で通っている整形外科の先生(ちゃんと目を見て話をして、聴いてくれる渋い長髪老医師!)に任意保険の診断書の相談をしたら「あなたはまぁズル賢い人じゃなさそうだし、まぁ色々大変そうだから、大丈夫。上手い事やって上げますよ」と言ってもらえて、ワタシとっても嬉しかったけれど...何だか複雑。
食材をSEIYUで悩んでみても結局いつも赤札ばかり買っているのだけど、好物の鶏だけは"もも肉"を頑張って買っていたのに、本日"むね肉"が超激安100g38円だったのでついついおばさん達の間に割り込んで確保し、長年の経験からのここは下味とばかりに酒とたっぷりのショウガ汁&胡椒に漬込んだ後、1袋98円のピーマンと1袋108円の椎茸とで塩&一味で炒めたらコレ真面目に美味く、2食分作った筈なのに一気に完食してしまい...ほんの少し反省。
梅津和時氏のHPで「清志郎君へ」を読んで再び涙&鼻水垂れ、彼は "聴衆に向かって、否そのもっと後ろの広い広いどこかに向かって声を発していたのだから” と書いてある通り、昔10代だったワタシも清志郎が創る(贅肉を落としたシンプルな歌に忍ばせてある)何か大きくて深い世界と、いつだって何だかエロっぽい意味が隠されていそうなダブルミーニングな歌詞に打ちのめされたんだよな〜と感慨。
想いや願いなんて形の無いものは幾ら数多くのコトバを駆使して並べたところで、幾ら悩み抜いたあげくの少ないコトバに託したところで、そうやって形にしてしまった時点で、胸の中の奥の方に育ってしまったものとは何だか全然別の嘘っぽい唯の文字の連なりとしか思えなくて、それでもワタシはその時々に関係を築いたり、よりキャッチボールがしたくて、相手や対象と今より近づきたくて、時にコトバを発してもきたけれど “失敗や玉砕多し” でー 沈黙増加やむを得ず。
鈴木亜紀女史は "安住の地などさがす意味もない/ただ今を、心から今を!" と名曲『クラゲの二人』の中で唄い、ワタシは目を瞑って聴きながら感動してしまうのだけど、本当に、本当に、“常に心から今を思い切り生きる”って難しいなぁと思うし、悩もうが楽観しようが、迷おうがふて寝しようが、いずれにしても我らは皆たった今、刻一刻、いつか必ず訪れる「死」の瞬間までの自らの人生時間を “生きている” には違いないーとやたら今日も思うだけ。
ここはバビロン東京23区の端部、250メートル位先にコンビニが一軒在るだけの静かで貧しい住宅街でもあるからして、今宵は月も出ていないドンヨリ閑の深夜でもあるからして、あと一杯、安ウイスキーのカルピスソーダ割り呑んで、歯磨いてから、ジタバタ悪あがきせずに寝ますから、たまには神サマよ、覚めて欲しくない様な夢をみさせて下さい!ーと願う。
(今夜のミュージック/TOM WAITS "God's Away On Business" )
2009-05-08 01:37
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